播州高砂(現、兵庫県高砂市)にて1785年工楽松右衛門が織り上げた国内で現存する最も古い帆布は、極太糸で経糸緯糸の太さで織る独特な織り目を持ち、柔らかさと軽さをキープしつつも厚くて丈夫という帆布としては矛盾している要素を成り立たせている。
街の歴史的背景や性質に敬意をはらい、素材の特性を最大限に引きだす為に受け継がれてきた伝統的な製法をベースにデザインされている。